あなたのそのスマホ、容量いっぱいになってない?
ということで、私も含め、特に世のパパやママのスマホは子どもの写真や動画で埋め尽くされていることだろう。
というかパパママでなくともスマホの容量が足りない問題は多くの人に当てはまると思う。
そんな状況を変えるべく、どうやら便利らしいと噂の「NAS」というものに手を出した筆者。
今回の記事では、実際に約8ヶ月感使用した私がNASを導入することのメリットとデメリットについて解説する。
先に結論を書く。
どうしてそう思ったのか、記事本文で紹介する。
この記事でわかること
・「NAS」とは?
・筆者が感じたNASのメリットとデメリット
NASとは?
知らない人のためにサラっと紹介する。
NAS(ナス)とは、「ネットワークに接続できるHDD(ハードディスク)」のことをいう。一般的な外付けHDDは物理的にコードを接続して使用するけど、NASはネットワークで接続するためその必要がないんだ。
管理者に許可されたユーザーであれば、いつでもストレージにアクセスすることができる。
また、NASは基本的に本体とHDDを別で用意する必要がある。(一部合体したものもある)
NASのメリット
①スマホのストレージを気にしなくてよくなる
私がNASの導入を決めた一番の理由。
私のNASは容量が4TBなんだけど、奥さんも一緒に使って半年経過時点でまだ使用率20%ほどだった。
動画は基本4kで撮っていたので不安だったけど、しばらくは問題なさそう。
今のペースなら3年はもってくれると思う。
②家族と写真の共有が簡単にできる
これは機種にもよるけど、私が購入したものは専用のアプリがよくできており写真や動画の共有が簡単にできる。
アルバムを作成し共有設定をすることで、自由に閲覧・ダウンロードが可能になる。
表示スピードもストレスが無いレベルなので、写真・動画はすべてNASで管理しスマホ内のデータはすべて削除して運用してる。
こうすることで、スマホの容量が少なくても定期的に削除していれば問題になることはない。
③バックアップとして優秀
NASはバックアップとしての安全性も高い。
なぜなら、「RAID」という複数のHDDを1つとして使用できる機能があるから。
私の場合は2つのHDDそれぞれに同じデータを保存しておくことで、片方が故障してもデータが守られるようになっているというからくり。
スマホ内にデータを残さずNASで全て管理する以上、大事なデータを失うリスクは抑えたいところ。
NASのデメリット
①導入コストが高い
NAS本体とHDD2つを購入したので、合計金額は6万オーバーになった。
HDDの寿命が5年程度といわれているので、毎月約1000円で維持できる計算になる。
月1000円ときくとそこまで高く感じないけど、初期投資で6万一気に払うのは結構痛い。
②クラウドストレージと比べて手軽さに欠ける
NASは月額で考えると割安で大容量を使用できるんだけど、iCloudなどのクラウドストレージと比べて導入や設定がやや面倒に感じる人もいると思う。
HDDは精密機器であるため、停電や災害対策にも手間がかかることも欠点といえる。
わが家も一度瞬間的な停電があり、NASの電源が強制的に落ちてしまった。
幸い故障することはなかったものの、強制終了はNASに大きな負荷がかかる。
まとめ
今回はNASを実際に使用して感じたメリットとデメリットについて解説した。
コストパフォーマンスはNASのほうが高いとはいえ、クラウドにするかどうかは検討する必要がありそう。
私が使用しているNASについては別の記事で解説するので、興味があれば併せて読んでみてほしい。
コメント