今回の記事では、実際に「1年間」という長期の育休を取得した男性である私の経験から、育休をとって良かった点と悪かった点を紹介する。
あなたに子どもができたとき、育児休業について考えるきっかけになれば嬉しい。
この記事はこんな人におすすめ
・育休をとるか悩んでいる
・実際に育休を取得したパパの経験が知りたい
良かった点
仕事に行かなくてよい
これが一番上に来るのは子育てに関する情報発信をするブログとしていかがなものかと思うけど、ここは正直に書こうと思う。
仕事に行かなくていい生活は極めてハッピーだった。
私は仕事が嫌いだ。大体の人が嫌いだと思う。
平日は毎日仕事に行って、週末を待つ生活から最大で1年解放される。
育休なんだから、育児はして当たり前。
でも、24時間お世話しっぱなしになることはない。
空いた時間をどう使うかは自分が決めればいい。
ネトフリ観たってゲームしたって勉強したって副業したって別に罪にはならない。
とはいえ、妻との関係だけは良好に保つように努めよう。
家事育児に適応できる
育児に慣れるためには意識の高さも重要だけど、環境も大事だと思う。
仕事行きたくないから育休をとったとしても、毎日家にいて妻や子どもと関わっていたら嫌でもできることは増える。
うまれて最初の1ヶ月くらいは妻もボロボロだったから、私が家事を担当した。
雑な私でも、妻にあれこれ言われながらなんとかなった。
寝かしつけも、毎日のようにやっていたら自然にできるようになった。
わが子のクセというか、好きな抱き方とかがわかってくる。
慣れない育児に無理やりにでも適応できるのは、育休のメリットといえるかな。
悪かった点
最初の数ヶ月はかなりきつい
これは私がナメていた。
最初の3ヶ月くらいは、まじで忙しい。
夫婦で育休って、余裕じゃない?って言う人いるけど、私は余裕じゃなかった。
この時期の赤ちゃんに対するタスクは主に3つある。
①食事(母乳・ミルク)
②おむつ交換
③風呂
①と②を繰り返しているうちに一日が終わっている。
風呂も沐浴の時期は結構だるい。
なぜならわざわざ赤ちゃん用の風呂桶に湯をためて、首の据わらない体をおそるおそる洗う必要があるから。
育休中の時期別タイムスケジュールを別の記事で紹介しているので、そちらも併せて読んでみて欲しい。
妻と些細なことでケンカになる
「産後クライシス」というものがある。
これは、出産後のさまざまな変化により夫婦仲に亀裂が生じてしまうことをいうらしい。
わが家も例に漏れず、些細なことでケンカになってしまうことがあった。
私はかなり雑でめんどくさがりなので、家事を適当にやってると妻とよく衝突していたんだ。
生まれてから1ヶ月はおでかけもできず、基本的にずっと家に3人でいる状態になっていたので、よりストレスが溜まりやすい環境だったのかなと思う。
私のようなめんどくさがりで、妻の出産直後から育休をとる人は覚悟しておいた方がいい。
収入が減る
育休がはじまると当然会社からの給料は0になり、代わりに育児休業給付金が支給される。
金額は大体給料の8割程度。
8割は十分な金額ではあるものの、減っていることに変わりはない。
余計な出費は避けよう。
育休手当について詳しくは下の記事で解説しているので、ぜひ読んでみてほしい。
特に注意すべき点として、初回の給付金の支給時期は育休開始後3ヶ月から6ヶ月とかなり幅がある。
最悪半年間は無給となる可能性があるので、十分な蓄えがない場合はよく考えて育休期間を決めてもらいたい。
まとめ
今回は私が思う「1年間」の育休の中で良かった点と悪かった点を紹介した。
パパの育休についてはまだまだ取得者が少なく、リアルな情報を得るのが難しいと思う。
子どもの写真動画で埋まっていたスマホのストレージ問題を解決した話や、子育て用品のレンタルについての記事などもあるので、そちらも興味があれば読んでみて欲しい。
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